2020-09-09

メイカーとスタートアップのための量産入門 ―200万円、1500個からはじめる少量生産のすべて【再掲載】

 元メーカー勤務営業・マーケティング経験者です。商品開発して販売に至るまでに、いくつかのステップがありていねいに説明しています。手順についてはいろいろいろケースがあるので多少の差があるかもしれません。ただしこの書籍は地面を這うような視点があり、実際に仕事をした方の粘り強い情熱を感じるのです。その道の達人の書籍は、自分は弾の飛んでこない場所に居ながら勝手なことを書いている書籍が多いが、仕事人のきめ細かな企画から販売、特許までのストリーが展開されております。ざっと目を通しただけで、やられてしまたのが分かりました。

用語の解説も必要不可欠な金型の「キャビティー」と「コア」の違い、「パーティング」人には聞きにくい用語も掲載されています。手書きの図を見ているだけでもワクワクします。

さらに自分で用語索引を作ったりすれば、120%本書をしゃぶりつくせそうです。


書籍:メイカーとスタートアップのための量産入門
著者:小美濃芳喜
出版社:オーム社
出版:2019年8月8日
価格:2300円税別


今ページを繰り始めたところだけど、のめり込む予感がします。

 

【引用開始】 メイカーとスタートアップのための量産入門-200万円、1500個からはじめる少量生産のすべて の 商品概要
要旨(「BOOK」データベースより)

低予算・ミニマムリスクで夢を現実にするためのガイド。学研の「科学」と「学習」や「大人の科学」シリーズなど、数々の教材企画開発を手掛けてきた著者の、40年間にわたる経験をもとに、量産にまつわるすべての知識をここに凝縮!潤沢な資金はなくても、趣味の「ものづくり」は「商品化」できる!海外量産のベテランが教える商品企画、プロトタイプから、原価計算、企画書の書き方、安全設計、金型知識、知的財産や法律知識、海外工場との交渉術まで。
目次(「BOOK」データベースより)

序章 失敗しないスタートアップのために
1章 アイデアを形にするまで
2章 プロトタイプを作る
3章 企画立案
4章 発注
5章 量産化―その1.金型
6章 量産化―その2.電子部品
7章 出張の意義
8章 安全への配慮と知的財産
9章 少量生産の極意
サイドストーリー 発進!「ツインドリルジェットモグラ号」
内容紹介

趣味のものづくりをビジネスにするための実践的な知識を紹介!
ArduinoやRaspberry Pi、micro:bitなどの安価なプロトタイプツールによって、個人でも高機能、高品質のプロトタイプが作れるようになってきました。そういった個人の中には、プロトタイプを元に製品化し、ビジネスにしたいと考える人も多いのですが、資金集めにはじまり、工場での量産、宣伝・販売など多くのハードルがあります。本書は、著者の40年間の経験をもとに、プロトタイプを元に量産化までこぎつけ、ビジネスとして成立させるためのノウハウを紹介します。
著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

小美濃 芳喜(オミノ ヨシキ)
1952年生まれ、東京出身。日本大学・木村秀政研究室で人力飛行機storkの設計・制作(世界記録更新)。1976年渡米、RCAにて電子工学の修業。1985年、学習研究社(現・学研ホールディングス)に入社。CCDカメラの開発に従事(スペースシャトルに採用)。1990年より、「科学」と「学習」や「大人の科学」シリーズの教材企画開発に携わる。2016年、企画室「オミノデザイン」を設立。技術顧問として活動【引用終了】

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